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学部・大学院

全学部でオンライン授業 一部で対面授業開始

本学は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛要請などを受け、法など13学部が5月11日からオンライン形式で前学期授業を開始した。理工、医、歯学部はこれに先立つ4月20日にオンライン授業を開始した。6月に入って、一部の学部では万全の感染防止策を施した上で実験や実習などオンライン対応が難しい授業などを対面で実施し始めた。大学本部のまとめによると、6月3日現在、全16学部と通信教育部でオンライン授業を継続している。
約6000人の学生を擁する経済学部では5月11日からオンライン授業を実施。約370人の教員がリアルタイムで授業を配信する同時双方向型か、学生が都合のよい時間に視聴できるオンデマンド型のいずれかの方式で講義を提供している。多数の学生を抱える同学部では、対面授業は当面予定していないという。
コロナ感染が次第に拡大しつつあった3月からオンライン授業の準備を進めていた歯学部では、4月20日から約800人の学生がオンラインで授業を続けている。少人数の授業では双方向システムを利用して頻繁にコミュニケーションをとりながらの授業となり、50人を超える授業では一方向システムとするなどの工夫を凝らしている。
工学部は6月1日に卒業研究での対面授業を開始、15日には実験・実習などでも対面授業を始めた。また危機管理、スポーツ科、医学部も15日から一部の授業を対面で行っている。さらに、文理、生産工、薬学部は6月下旬から8月にかけて一部授業を対面で始める予定だ。
6月8日に全面的に対面授業を始めた松戸歯学部では、新型コロナウイルス感染に不安を抱く学生はオンライン授業を選べるという選択肢を残した。同学部では、学生の時間差登校、キャンパス入構時のマスク着用確認、手指消毒、検温を徹底し、入構記録を取っているという。

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