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学部・大学院

善意のマスク届け 慣れぬミシンで手作り

新型コロナウイルス感染の終息が見通せない中、本学スカウト研究会はこのほど、新型コロナウイルス感染予防に役立ててもらおうと、自宅でマスクを作製した。手作りマスク40枚に市販の30枚、政府が配布した20枚を加えた計90枚を6月18日、千葉県柏市役所へ寄付した。市役所を通じて医療機関や高齢者施設等へ届けられる。
4月上旬、マスク不足をニュースで知った副主将の赤嶺優さん(法・新聞3)がマスク作りを提案。家にミシンがある部員9人が5月から製作を始めた。
材料のガーゼや耳ひもまで品薄になっていたが、全員で素材を集め、必ず手を洗いアルコール消毒をして製作した。
YouTubeにアップロードされた動画を参考にしたが、ほとんどの部員にとってミシンを操るのは中学時代の家庭科の授業以来。当初は1枚作るのに2時間近くもかかった。家族に教えてもらったり部員同士が教え合ったりしているうちに、1時間足らずで作れるようになった。
現在はキャンパスでの活動等はできないが、オンライン上での奉仕活動を続けている。赤嶺さんは「今後も自宅でできることがあればやっていきたい」と話している。

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