キックボクシング 全日本学生 ライト級高橋、ウエルター級横山が 4年ぶり学生王者
キックボクシングの全日本学生選手権が11月26日に東京都文京区の後楽園ホールで行われた。
本学キックボクシング部からは3人が各級チャンピオントーナメント決勝戦に出場し、ライト級の高橋京輔(経済・経済2)とウエルター級の横山達也(法・政治経済4)が勝利し、本学選手が4年ぶりに学生チャンピオンに輝いた。フライ級の山下直輝(経済・金融公共経済3)はKO負けし、総合では準優勝に終った。
9、10月の予選を不戦勝で通過した高橋は、篠崎耕太(明大4)と対戦。第1ラウンドから激しいパンチとキックの応酬となった。高橋は第2ラウンド中盤に額から出血したがひるまず、ミドルキックなどを効果的に繰り出し3―0の判定勝ち。学生大会通算5勝目を挙げた。
横山は予選を1―0の優勢判定で勝ち上がり、決勝は明大キックボクシング部の主将、森田康平(3)と対戦。第1ラウンド後半に右ハイキックで相手をダウンさせるなど果敢に攻め、2―0で判定勝ちした。横山は、最高の試合をした選手に贈られるベストバウト賞と最優秀選手賞を獲得した。
セコンドを務めた越川龍コーチ(27歳、2012年理工卒)は「両選手とも頑張ってくれた。コーチ、OBとしてとても誇らしい」と話した。
高橋の話 相手の攻撃に苦しんだ場面も多かったが、勝ててよかった。パンチだけでなくミドルキックも頻繁に繰り出す戦術がうまくいった。
横山の話 4年間の努力が実り、本当にうれしい。越川コーチをはじめ、自分を支えてくれた全ての人に感謝したい。
横山はキックで果敢に攻めた
パンチを繰り出す高橋
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