日経トレンディで第10位 OB西村さんアプリ開発
アプリの魅力を伝える西村さん
本学OBの西村成城(まさき)さん(28歳、2018年経済卒)が経営するスタートアップ企業・穴熊が開発したテキスト通話アプリ「Jiffcy(ジフシー)」が、月刊誌「日経トレンディ」の「2025年ヒット予測ベスト100」で第10位に選出された。
このヒット予測は同誌の年末恒例企画。同誌を発行する日経BPが「売れ行き」「新規性」「影響力」3項目の選考基準から翌年にヒットしそうな商品やサービスを予測し順位付けをしている。
ジフシーは、テキストでリアルタイムの会話ができる次世代型交流サイト(SNS)。専用のアプリを起動させ電話のように相手を呼び出し、それに応じるとテキストでの会話がスタート。声が出せない状況でも通話感覚のコミュニケーションが取れるため、若者の間で支持を集めている。
ジフシー開発のきっかけは、西村さんがウェブサービスの運営に行き詰まった時に感じた孤独感だ。「誰かと話したいが電話する元気はない。仮にメールでメッセージを送ったとしても数時間後に返信がくる」といった状況を打破したいと考え、気軽にメッセージをやり取りできるアプリを思いついた。
企業理念(ビジョン)は「人類の可能性を解放する」。壮大な理念の実現に向け、海外展開を目指して「コミュニケーションの可能性を解放」し、SNSを活用した事業展開を積極化させている。
西村さんは「ジフシーが世界中の人に使われるように情報発信していく」と語る。また「在学中はやりたいことに取り組んで、本学からもっとスタートアップの経営者が出てほしい」と学生にエールを送った。
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