合同企画研究会・就職セミナー 3576人が参加
早期化映し1年生の姿も

企業・団体のブースに集まる学生たち
2027年3月卒業・修了予定者を対象とした企業の採用広報活動が3月1日に解禁した。これを受けて本学は同月3日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで「合同企業研究会・就職セミナー」を開催した。207の企業・団体がブースを設け、3576人の学生が参加。企業の採用早期化に伴う就職活動の前倒しを反映し、会場内には大学3年生だけではなく1、2年生の姿も見られた。
セミナーでは企業・団体が各ブースに分かれ学生への説明を実施。30分ごと8回にわたる企業側の説明に、慌ただしく複数のブースを回りながら真剣な表情で耳を傾ける学生が目立った。
会場内には就職活動に関する悩みや不安を相談できるコーナーも設置されていた。中小企業の魅力を伝える「東京中小企業家同友会」の職員は「企業説明会などのイベントに足を運んで、自分の目で企業を見に行くことが大切」と学生へアドバイス。企業理念を理解し自分なりに就職を考える重要性を説いていた。
セミナーに参加した文理学部3年の学生は「企業を選ぶ際は福利厚生を重視している」と回答。同様の声は多くの学生から聞かれ、企業選びには自分らしく働ける職場環境に重きが置かれているようだ。また、生産工学部3年の学生は「就活は早いことが重視され過ぎているように思う」と採用早期化への懸念を語っていた。 ある企業は「学生の本業である学業を優先してほしい」との気持ちを述べる一方で、「早期化が業界全体の傾向なので動かないわけにもいかない」と採用担当者としての葛藤を吐露した。
リクルートの就職みらい研究所の調査によると、27年卒の大学生の就職内定率は32・8%(2月1日時点)と高い水準に位置しており、この結果からも採用早期化が顕著になっている。







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