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総合

危機管理シンポ 「戦後80年の平和」考える

安藤教授ら3人登壇

 本学の危機管理学研究所は10月18日、三軒茶屋キャンパス1号館6階フォーラムでシンポジウム「戦後80年の平和構築」を開催した。危機管理学部の大八木時広准教授(国際政治学)、安藤貴世教授(国際法学)、小谷賢教授(国際政治学)の3人が登壇し、平和の構築に向けた展望や現代の国際秩序と平和の課題など多角的に検討した。

 まず、大八木准教授が積極的平和の観点から戦争のない日々が本当に平和と言いきれるのかと問題提起し、国内状況が安定していることなど総合的に注視すべきと論じた。

 続いて、安藤教授はロシアのウクライナ侵攻を例に挙げ、国際刑事裁判が平和構築に果たす可能性について解説した。

 最後に小谷教授は世界各国で続く戦争や紛争の現状を説明。資金面だけではない日本の戦争や紛争への関わり方の重要性を語った。

 学生や一般参加者から多くの質問が寄せられ、活発な議論のうちに閉幕した。

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