24年度人権侵害相談・公益通報 人権相談が減少
公益通報は最多
本学コンプライアンス事務局は7月8日、2024年度の人権侵害相談と公益通報に関する概要を公表した。
人権侵害相談件数は154件で、前年度の177件から件減少となった。このうち、相談者からの申し立てを受けて人権アドバイザーが対応した件数は件で、前年度より2件増加した。
相談者の内訳は学生が最も多く62件で、前年度から12件増加。次いで教員32件、職員が11件、その他(保護者等)が37件だった。
相談内容で最も多かったのはアカハラ・パワハラに関するもので、全体の38%(58件)を占めた。同内容の相談者の内訳としては学生がその半数にあたる29件。相手が教員である事例は50件と、大半を占めた。
公益通報の件数は92件で、前年度より1件増加し、過去最多となった。通報者の半数以上は匿名での通報。月別では7月が最も多く、19件が寄せられた。
通報内容としては法令違反などに該当するものが32件、該当しないものが45件だった。対応実績としては、調査を実施したものが3件、情報提供を要請したものの通報者から返信がなかったものが6件あった。







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