学食巡り 商学部
多様な味付けで揺るがぬ人気
明るく開放的な食堂
不動の人気メニュー鶏唐揚げ定食
各学部の学食を取材し、食堂イチオシのメニューや学生からの質問に答えてもらうこの企画。第8回は東京都世田谷区の商学部の食堂「アゼリア」を訪れた。
「アゼリア」は現在同学部で営業している唯一の食堂だ。1日に約400人が利用するなど、多くの学生でにぎわいを見せる。
朝の時間帯限定メニューの価格は驚異の100円。食品価格の値上がりの影響か、今年度に入り利用者が増えた。お手頃価格ながら、カレーや焼き魚などしっかりした食事を取ることができる。1人当たりの個数制限はなく、中には3人前を平らげる学生もいるという。日替わりメニューで展開される「100円朝食」は、まさに学生にとっての救世主となっている。
そんなアゼリアで不動の人気を誇るのが定食メニューの鶏唐揚げ。定番のネギ塩だれやタルタルから、韓国風ヤンニョムなどの変わり種まで、さまざまな味付けを楽しむことができる。本紙記者はおろしポン酢を選んだ。食欲をそそる香ばしい香り、ざくざくと食べ応えのある衣、そしてうま味たっぷりの肉―。ガツンと来る唐揚げの味わいと、ポン酢のキレのある酸味は、暑さでたまった疲れを吹き飛ばす逸品だ。
学生Q&A
―デザートやおにぎりなど、メニューを増やしてほしいです。
現在のシステム上、メニュー数を増やすのは難しいです。期間限定などで販売できないか検討してみます。
―値下げしてほしいです。
人件費や原材料の高騰もあり、難しいです。100円朝食や、価格が売りのかけうどん・そばの利用をお考えください。
―ご飯の量を選択したいです。
現状、料金を細かく設定することができません。ご飯の量を減らす代わりに何かを付けるなどの対応策も含め、前向きに検討していきたいと思います。
営業時間など
3号館1階 平日のみ。朝は午前8時30分~9時30分。昼は11時30分~午後2時。「100円朝食」は学生限定。
支払い方法は交通系ⅠCのみ。学生や教職員ら大学関係者の利用が基本。







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