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総合

商学部 D&I推進講演会を開催 立正大の上瀬教授が「思い込み」をテーマに講演

本学教職員103人が聴講

 商学部は1月23日に「ダイバーシティ&インクルージョン推進講演会」を同学部講堂で開催した。立正大学心理学部長の上瀬由美子教授(社会心理学)を講師に招き、「無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)に気づくための心理学」をテーマに講演を行った。同学部の教職員103人が聴講した。
同講演会は、2023年11月に同学部が制定した「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言」の一方針である構成員の意識啓発や理解促進、人材育成を目的として開催された。
上瀬教授はステレオタイプや偏見がどのように形成されるのかを社会心理学の視点から解説。事例として「男性は理系」、「女性は文系」といった無意識の連想が進路選択や職業選択に影響を与えることを挙げた。
講演の途中ではIATテスト(潜在連合テスト)を聴講者に部分的に体験してもらい、無意識のバイアスが判断に影響を及ぼすことを説明した。

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