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NHK杯全国高校放送コンテスト 全国大会に8校が出場決める

7部門で入賞狙う

「放送部の甲子園」とされるNHK杯全国高校放送コンテストの地区大会が5月から6月にかけて各都道府県で行われた。本学付属校からは、付属鶴ヶ丘高、付属豊山女子高、付属三島高、付属山形高、岩瀬日大高、宮崎日大高、札幌日大高、日大三高の8校が全国大会へ出場を決めた。各校合計して全7部門に出場にする。

 付属山形高の放送部は県大会のラジオドキュメント部門で優勝。コロナ禍を除いて10年連続の全国大会出場となった。作品名は『今、自分にできることを』。交通指導員にスポットをあてたドキュメンタリー作品で、活動を通じて「今、自分にできること」を行う大切さを伝えた。

 岩瀬日大高のソーシャルメディア部は茨城県大会の創作ラジオドラマ部門で優勝。初の全国大会出場を決めた。作品名は『〝ここ〟なら言える』。もしも、学校内にラジオがあり、それが悩める生徒を救う、一種の「居場所」的な存在だったらとのコンセプトで制作された。

 宮崎日大高の放送部は県大会の創作テレビドラマ部門で優勝した。作品名は『言葉にできない』。人間関係を保つうえで大切な「ありがとう」。それが言えずに崩れてしまう関係もある。そんな事態を減らし、今いる友達との関係を大切にしてほしいとの思いで制作された。

 札幌日大高の放送局は蝦名伶奏さん(3)が北海道大会の朗読部門で優勝を果たした。蝦名さんが選んだ作品は三浦綾子著の『泥流地帯』。1926年の十勝岳大噴火を乗り越え懸命に生きる人の姿を通じて、人生の試練の意味を問いかける小説だ。

 全国大会の準々決勝と準決勝は7月23日と24日に東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで、決勝は同月25日に同区のNHKホールで行われる。

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