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学部・大学院

理工合同卒業設計展 建築学科の高橋さんが発案 学部を越えた設計展

 理工学部の学生が企画した第1回日本大学合同卒業設計展(NUDC)が2月15日から19日まで、同展委員会主催のもと同学部駿河台校舎1号館で行われた。最優秀賞には工藤朱理さん(大学院理工学研究科建築学専攻博士前期課程1年)の作品が選ばれた。

 初開催となったNUDCは同学部の建築、海洋建築工学科の4年生、短期大学部の建築・生活デザイン学科の教員推薦による2年生が設計した合計55作品を展示。5日間で522人が来場した。

 17日の公開審査会では55作品の設計者がそれぞれ1分間のプレゼンを行い、6作品が選出された。さらに5分間のプレゼンの末、工藤さんの作品「祈り、生きる建築―焼損した江袋教会から始まる新たな信仰のかたち―」が最優秀賞に輝いた。

 本学には建築を学べる学科が芸術、理工、生産工、工の4学部と短期大学部の合計6学科に設置されているが、キャンパスが分かれているため、合同で企画を催す機会が少なかった。

 そんな中、同展実行委員長である高橋侑臣さん(22歳、2024年理工卒)が他学科との交流の中で、学部学科の垣根を越えて協力できることがあるのではないかと考え、NUDCの発案に至った。

 高橋さんは「今回の課題を解決し、来年は芸術、生産工、工学部を追加する予定。最終的には建築を学べる全ての学科が参加する卒業設計展にしたい」と展望を話した。

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