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生産工  学生ら65人が参加  自動車技術を実験通じ学ぶ

生産工学部の見坐地一人教授(数理工学)が幹事を務める自動車技術会・振動騒音部門委員会主催の技術者育成プログラム「実学より学ぶ振動騒音技術」が9月2日に同学部の津田沼キャンパスで行われ、学生ら65人が参加した。

同プログラムは、大学で学ぶ数学や力学の基礎理論と自動車開発のつながりを、実験やデモンストレーションを通して学ぶことが目的。年に1度、中央大や神奈川大などの大学、企業などで実施され、ことしで12回目となる。参加者は入社3年未満の若手技術者と自動車業界志望の学生で構成され、対面の参加者は4グループに分かれて二つのミニ実験と五つのデモンストレーションを通して自動車に関する技術を学んだ。

このうちミニ実験2では、エンジンやモーターなどから発生する騒音や振動を低減する防音材の特性について実験した。参加者は車の模型の中にフェルトやゴムでできた防音材を詰め、材料の組み合わせによる防音性の違いを体験した。

参加者は「教科書で習った数式と頭の中のイメージがつながった」「自分の目で事象を確認することで理解がより深まった」とプログラムの内容に満足していた。

実験を通して自動車技術を学ぶ参加者

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