理工 学ぶ力を育む取り組み評価 PC工房が業績賞
理工学部電子工学科の体験型学習プログラム「PC工房」がこのほど、関東工学教育協会主催の2021年度関東工学教育協会賞の業績賞を受賞した。
同賞は工学・技術教育などにおいて効果的な業績を挙げた個人または団体に授与される。今回、PC工房の自主的に学ぶ力を育む体験を重視する取り組みが評価された。
PC工房は、自律性と創造力を呼び覚まし実践力と学力の発展を目的に設立された「未来博士工房」の一つ。PC工房は同学科全学年の学生を対象として授業と課外活動の両方から体験学習を行う。授業内の学習の一つである「PC解剖」では、1年生が教員のサポートの下に自らの手で中古のパソコンの中身を分解しどんな部品で構成されているかを学習。課外活動の「電子工作工房」では有志の学生が電子ピアノや時計型のデバイスなど、自ら考えた製品やプロジェクトを自由に工作できる。
同学部の教育プログラム「未来博士工房による自律性と創造力の覚醒」が07年、「気づかせ教育による社会還元力と学士力保証」が09年に文部科学省に採択され、船橋キャンパスにはPC工房を含めた九つの工房がある。
未来博士工房では「学生博士賞」が設けられており、学生の活動を点数化して評価し、基準に達した学生に授与される。
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