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学部・大学院

法律討論会 近藤さんらが優勝 6組が法律的思考力競う

法学部の学生が立論者と質問者の討論を通じて法律的思考力を競う「法律討論会」が10月30日、同学部10号館1011講堂で行われた。3人でグループを組み、事前審査を通過した計6組が出場し、近藤貴志さん(法律4)、小川智也さん(同3)、木村健太郎さん(同3)のグループが優勝した。
同学部出身の裁判官や検察官などの法曹関係者が審査員となって毎年開催されており、ことしで43回目。昨年は新型コロナの影響で中止されたが、ことしは対面に加えZoom、YouTubeを通じてライブ配信された。会場には計34人が来場した。
鶴岡拓真弁護士(2009年法律卒)が出題者となり、刑事事件の判例に基づき、正当防衛、過剰防衛などの成否を問う問題を出題。参加者は用意した解答を発表し、他グループや傍聴者からの質問に答える中で、自分たちの論旨の正しさを立証しようと競った。
近藤さんは「オンラインでの議論は苦戦した。優勝できてうれしい」と話した。

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