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学部・大学院

薬  薬草教室を開催  高宮助教ら講演

薬学部は10月30日、第32回薬草教室を5月の前回に続きオンラインで開催した。地域の住民を招いた講演会と薬用植物園のガイドツアーは行わず、同学部教授2人が講演した。
高宮知子助教(分子生物学)はラン科植物の有用性などについて講演。オニノヤガラが頭痛やめまいに効果がある漢方の「天麻(てんま)」として用いられ、指定難病のパーキンソン病など中枢神経系疾患への効果も期待されることや、シランの球茎が止血作用のある漢方の「白及(びゃくきゅう)」として用いられることなどをスライドを投映しながら紹介した。
松崎桂一教授(生薬学)は国内外の薬用植物約1000種が植えられている薬用植物園について解説し、7月ごろに開花を迎えるハンゲショウや免疫力を高めるハーブティーとして用いられるエキナセアなどを紹介した。

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