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スポーツ

弓道全日本学生王座 23大会ぶりに男子優勝

女子は2年連続の準優勝

 弓道の全日本学生王座決定戦が11月21日から24日まで三重県伊勢市の神宮弓道場で行われた。本学は男子が23大会ぶり17回目の優勝を果たし、女子が惜しくも2年連続の準優勝となった。最優秀選手に青柳匠海(法3=茨城・水戸桜ノ牧高)、優秀選手に工藤拓海(文理2=茨城・土浦三高)と小山愛莉(危機管理1=東京・芦花高)が選出された。

 男子は10月まで行われたリーグ戦で1部に昇格。今大会が昇格後初の学生連盟主催大会となった。準決勝で昨年準優勝の国際武道大と対戦。三立目を終えた時点で両校78中と並ぶ。各自2射を4人で計8射の的中数で上回るまで競う「同中競射」にもつれ込んだ。13―12とわずか1中差で勝利し、決勝へ進んだ。
 決勝の相手は福岡大。青柳が一立目からリードを奪い、全射的中する「皆中」の活躍。結果は128―113と大きく差をつけて23大会ぶりの栄冠を手にした。

 女子の準決勝は福岡工大と対戦。一立目では5中差をつけられるも二立目で1中差まで追いついた。三立目で16射中15射を打ち抜き逆転。36―32で決勝の切符を勝ち取った。
 決勝は大阪経済大と対戦。序盤は両校拮抗したものの、三立目には29―35と大きく差を広げられる。その後も差を縮め切れず53―63で敗れ、2年連続の準優勝に終わった。

 女子責任者の千明望々(危機管理4=群馬・市立前橋高)は「挫折の多い年だったが、チームで支えあえて、どのチームよりいいチームだった」と涙ながらも胸を張って語った。

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