相撲・全国学生選手権 3年ぶり団体優勝飾る
成田が個人戦で3位と健闘
個人・団体ともに活躍を見せた成田(左)
相撲の全国学生選手権が11月1、2日に大阪府の堺市大浜公園相撲場で行われ、本学は団体戦で3年ぶり32回目の優勝に輝いた。個人戦では成田力道(文理3=鳥取城北高)が3位に入賞した。
団体戦は5人制の3戦先勝制。準決勝の相手は昨年インカレ王者の日体大を下した法政大。二陣のバヤスガランムンフ ムンフビルグーン(スポーツ科1=鳥取城北高)が敗れる場面もあったが、危なげなく勝ち進んだ。
迎えた決勝は東洋大と対戦。先鋒の西出大毅(法1=和歌山商高)は福原丈一朗(1)に攻め込む余地を一切与えず、一気に押し込み寄り倒しで圧勝。順調な滑り出しを見せた。続く二陣のムンフビルグーンは相手の角田虎紀(4)による圧力をしっかりと受け止め、鋭いはたき込みで土俵を割らせた。
着実に白星を積み重ね迎えた中堅戦。個人戦3位の成田が勝てば、本学の優勝が決まる大一番を迎えた。立ち合い直後、菅原悠翔(3)の懐に素早く飛び込み、そのまま力強く土俵外へ押し出して見事優勝を飾った。
一方、個人戦は成田が決勝トーナメントに勝ち上がり、準決勝で今回優勝した杉本弘樹(日体大3)と対戦。立ち合い後すぐに土俵際まで押し込まれるも体を入れ替えて形勢逆転。突き出しで杉本を土俵際へ追い詰めたが、そこで小手投げを決められ惜しくも敗れた。
同選手権を振り返って成田は「ようやく報われた。マネージャーを含めサポートしてくれる人全員で戦っていると思って試合に臨んだ。この試合に向けてやってきたので本当によかった」と喜びを語った。
また、最後のインカレを終えた主将の西加陽斗(経済4=鹿児島商高)は「後輩たちに支えられながら優勝できて、感謝の気持ちでいっぱい」と涙を見せた。
念願の団体優勝を勝ち取った本学相撲部







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