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スポーツ

OWS日本選手権 辻森が5キロで連覇

タッチ差で2種目Vを逃す

 OWS(オープンウォータースイミング)の日本選手権が9月27、28日に千葉県館山市の北条海岸で行われた。男子5㌔で辻森魁人(スポーツ科2=兵庫・須磨学園高)が2連覇、同10㌔では準優勝を果たした。

 OWSは自然の海などで行われる競泳競技。28日に行われた同5㌔は規定のコースを4周するレース。前半は、優勝を逃した同10㌔とは異なり体力を温存するレースを展開。3周目までは先頭集団についていき、勝負を終盤に持って行った。最終周では辻森が1位に躍り出てラストスパートをかける。集団での上位争いとなったが、2位とわずか0・2秒差で2連覇に輝いた。

 前日の27日には規定のコースを8周する同10㌔が行われ、辻森は序盤からトップに。しかし2位の南出大伸(木下グループ)との差を広げられず終盤は2人の並走状態。スパートで南出に一歩及ばず、結局0・5秒差で惜しくも連覇を逃した。

 辻森は今大会を振り返って、「5㌔では無理に先頭に出ることはせず勝負をラストに持って行った。最後まで力をためて泳ぐことができたので10㌔に比べてスパートをしっかりかけることができ、良いレースになった」と勝因を語った。

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