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スポーツ

パラサイクリング・全日本  亀田2種目で優勝

日本記録を更新(MC5)

自転車の全日本選手権が8月22日から25日まで、静岡県の伊豆ベロドロームで開催された。本学からパラサイクリングで出場した亀田琉斗(スポーツ科2=埼玉・花咲徳栄高)は1㌔タイムトライアル(MC5)、4㌔個人パーシュート(MC5)の2種目で優勝。それぞれ1分10秒189、4分58秒905の日本新記録を樹立した。
 
パラサイクリングは障がいの程度に応じて5段階に分かれ、亀田は最も障がいの軽いMC5に出場。
 
24日の1㌔タイムトライアルでは序盤から鋭く加速し、500㍍を37秒715で通過。最後までスピードを落とすことなくゴール。続く最終日の4㌔個人パーシュートでは「入りを抑えて後半に上げる」走りを意識。1㌔を1分21秒544、2㌔を2分34秒744で刻み、3㌔以降も加速し栄冠に輝いた。
 
今大会は日本記録更新を目標に臨み、見事達成。納得のいく結果になった。
 
次に亀田が見据えるのは、来年2月のアジア選手権。「アジアでメダルを取れなければ世界では取れない」と意気込む。今後についても、「ベーストレーニングを積み重ね、パラリンピックに出場できるように日々強化したい」と力強く語った。

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