体操・全日本学生 平林が鉄棒で初優勝
男女の団体は6位と健闘
体操の全日本学生選手権が8月19日から22日まで弘前市の青森県武道館で行われ、男子の平林陸(スポーツ科4=岡山・関西高)が鉄棒で13・866点を記録し、初の種目別優勝を果たした。また、昨年跳馬で種目別優勝に輝いた新関愛翔(文理3=山形・庄内総合高)は同種目で2位。団体は男女ともに6位で終えた。
鉄棒の平林は、G難度の手放し技「カッシーナ(伸身コバチ1回ひねり)」に挑戦。今年から採点規則が変更し、あん馬を抜きC難度以上の技で着地を止めた場合、0・10が加点される。平林は落ち着いた表情で見事着地を決め、演技の美しさを表すEスコア8・466を記録し優勝を果たした。
跳馬の新関は、昨年と同じく高難度の「ロペス(伸身カサマツ2回ひねり)」で勝負。安定した演技を見せるも、小野涼城(仙台大3)が最高難度のヨネクラ(伸身カサマツ2回半ひねり)」を成功させ惜しくも2位だった。
優勝した平林は「カッシーナは大学1年生からずっと練習してきた技。無事に結果につながり親孝行になった」と喜びを語った。
新関は「連覇は逃してしまったが、精一杯の跳躍ができた。来年までに、技の難易度や完成度を上げていきたい」と目標を語った。







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