自転車・全日本学生トラック 山下が圧巻の2連覇
2年生ながら2連覇を果たした山下
木綿は2種目で表彰台と奮闘
1㌔㍍タイムトライアルで3位入賞の新井
車輪トラブルで惜しくも優勝を逃した小笠原
自転車の全日本学生選手権トラックが7月5、6日に長野県松本市の美鈴湖自転車競技場で行われ、男子1㌔㍍タイムトライアルで山下翔太郎(文理2=石川・内灘高)が2連覇を果たした。本学勢は5種目で6人が表彰台に上がった。
初日に行われた同種目は一本勝負で33人が出走。最後に出場した山下は「授業が忙しくなかなか練習できなかった」と不安要素もあったが、2位と0秒026差の1分3秒744で2年生ながら2年連続の栄冠を手にした。また、新井敬太(商4=広島城北高)が3位入賞となった。
同ケイリンの決勝では、小笠原光(文理4=青森・八戸工高)が出場。後ろから仕掛ける展開を見せ、優勝も狙える位置につける。しかし、最終コーナーで車輪にトラブルが起こり3位に終わった。
ポイントレースで2位に入った木綿
マディソンで交代する木綿(左)と新井
2日目の同ポイントレースはトラックを周回し、5周ごとに順位に応じて得られるポイント数を競う。出場した木綿崚介(同1=愛媛・松山学院高)は、後半にトップを走る梅沢幹太(鹿屋体大3)の動きについていき9~13回目のポイント獲得周で2位につけ得点を獲得。
結果は2位に入ったが、「(集団に1周差をつけると20点が入るため)ポイント周回は争わず、20点を取りに行きたかったが、追いつかなかった」と悔しさを口にした。
同マディソンは新井・木綿組が1回目のポイント周で1位に入り5点を獲得。その後もポイントを積み重ね、最終24点の3位でフィニッシュした。
勝負を仕掛ける町田
3位に入った村上
同スプリントでは、2分の1決勝で町田颯(スポーツ科4=栃木・作新学院高)と村上明(経済4=香川・高松工芸高)の本学勢対決に。
町田が村上を圧倒する力強い走りを見せ2本先取し決勝へと駒を進めた。決勝では、難敵・井手晃太郎(中大4)と対戦。先に仕掛けて逃げる作戦に出たが力及ばず、完敗の2位となった。
村上は3位決定戦で池田倫之(順天堂大4)に勝利した。







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