表彰台狙うも届かず
自転車の全日本選手権ロードレースが６月２１、２２日に静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開催された。本学勢は２１日に行われた男子Ｕ２３で４人が完走し、ＶＣ ＦＵＫＵＯＫＡ阿部源（スポーツ科３＝‖愛媛・松山学院高）が３時間２２分１３秒で４位に入った。また一昨年同種目で優勝、昨年は２位に入ったＪＣＬ ＴＥＡＭ ＵＫＹＯの鎌田晃輝（同３＝同高）はトップ選手クラスの同エリートに出場したが８位に終わった。
同Ｕ２３は１周８㌔のコースを１４周する計１１２㌔で行われた。当日は真夏の暑さとなり、出走した１１９人のうち完走者はわずか２２人。完走率は２割を切る過酷なレースとなった。
「暑さは予測済みで対策はしていた」という阿部は中盤まで自分から仕掛けることはせず、集団内でレースを展開。選手が絞られる後半に動く作戦を取った。
しかし、レースは森田叶夢（京都産大３）と橋川丈（愛三工業レーシングチーム）が先行。追う形になった阿部は集団から抜け出したが差を縮められず、松井丈治（同）にも逆転を許し、３位と６秒差の４位となった。
阿部はレースについて「序盤は戦略通りに上手くいった。だが、後半で自分から仕掛けようと思っていた時に先に動かれてしまった」と振り返った。
惜しくも４位となった阿部
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