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スポーツ

フェンシング・全日本学生王座  女子フルーレ栄冠

サーブルは惜しくも2位

 フェンシングの全日本学生王座決定戦が6月22日に京都府の大山崎町体育館で行われ、本学は女子フルーレ団体が3年ぶりに優勝した。また、同サーブル団体は準優勝に終わった。
 今大会は今年4、5月に行われた関東・関西学生リーグ戦の各種目上位4校が出場、トーナメント形式で対戦する。本学は同フルーレ団体と同サーブル団体でともに関東リーグを優勝し今大会を迎えた。
 女子フルーレ団体の初戦は関学大と対戦。7セット目で岩本鈴菜(文理4=和歌山北高)が6連続得点で35―22と大きく点差をつけると勢いそのままに45―31で勝利した。
 続く決勝の相手は法大。1セット目で中出陽愛(スポーツ科4=岐阜・羽島北高)が相手エースの千葉穂波(3)を抑えて5―2と先制。
 試合中盤は13―11と互角の戦いが続いたが、6セット目に竹山柚葉(同4=京都・乙訓高)がフットワークを生かした攻撃を見せて7得点を奪い、30―20と突き放した。その後も、リードを許すことなく得点を重ね45―29と快勝。3年ぶりの優勝となった。
 同サーブル団体の初戦は中京大と対戦した。ルーキーの周藤美月(同1=愛媛・新田高)が2、6、9セット目に出場し得意のアタックで15得点。さらに1失点で抑える活躍を見せ45―14で圧勝した。
 続く決勝は早大と対戦。1セット目は金子優衣奈(文理4=東京・麹町学園女子高)が冷静なプレーを見せて、5―1と先制。その後も順調に得点を重ねるが、4セット目に13点を奪われ19―20と逆転される。果敢にアタックを続けるも反撃むなしく36―45で惨敗。3連覇を逃した。
 優勝した同フルーレ団体の岩本は「今まで勝ててこなかった王座を最終学年で優勝できたのは自信になった。引き続き団体戦で勝てるようなチームにしたい」と喜びを語った。

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