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学生社会

自主創造プロジェクト

  • 自主創造

 学生が発案・企画し複数の学部の学生が参画して行う「自主創造プロジェクト」。今年度もさまざまな取り組みが行われた。
 本紙はその中から、ミニかまくら制作やビジネスコンテストなど四つのプロジェクトを取材した。

生理について理解深める
 

 本学の自主創造プロジェクト「NU SDGs Project.」を手がける危機管理学部などの学生メンバー17人は1月18日、21日に三軒茶屋キャンパスで「フェムテック(女性のライフステージにおける健康課題を、テクノロジーで解決すること)大学」を開催した。

 同企画は代表を務める流川未有さん(危機管理4)の「1人でも多くの女性に自分の身体の状態を知り、快適で活力ある日々を過ごしてほしい」との思いから始まった。性別にとらわれず多くの人に女性ならではの生理や婦人科検診などについて理解してもらうことが目的。

 同イベントではおもりとベルトを用いた生理痛体験会、乳がんなどの婦人科検診受診促進ブースといった四つの企画を実施した。

 その一つ、経済的な理由などで生理用品を購入できないことを示す「生理の貧困」をテーマにしたパネルディスカッションでは、流川さん、鈴木秀洋教授(危機管理行政)、婦人科医師の丸山綾さん(49歳、1999年医卒)がパネラーとして登壇。災害時における適切な生理用品の配布や生理休暇の在り方などについて討論した。

小学生と地図や建物作成

 生産工・理工学部の学生が企画した自主創造プロジェクト「建築でア・ソ・ボ」は1月9日、千葉県我孫子市の高野山小学校でワークショップを行い、同市の20人以上の児童が参加した。

 参加した児童は大学の授業で模型を作る際に使われるスチレンボードを使用し、学校周辺の地図や建物を作成。当日は生産工学部などの学生14人が児童に助言するなどし、楽しく建築について考えることができるようサポートを行った。

 同プロジェクトは代表の鈴木颯太さん(生産工・建築工3)をはじめとする同学部建築工学科の3人が企画。建設業界の人手不足が危惧される中、子どもたちが建築に興味を持つきっかけをつくりたいという思いで昨年5月から準備を進めてきた。

 鈴木さんは「子どもたちの発想力に驚いた。楽しんでもらえたのはよかった」と同プロジェクトを振り返った。

初のビジネスコンテスト
 

 今年度から始まった自主創造プロジェクト「日本大学ビジネスプランコンテスト」の最終選考会が2月11日に東京・市ケ谷の日本大学会館で行われた。「ベビー用品業界の活性化」について発表した奥井ゆうかさん(法・新聞1)が最優秀賞を獲得した。

 同プロジェクトは経済、生産工、松戸歯学部の学生計7人が企画。代表の佐々木響也さん(生産工・マネジメント工3)は、起業したい本学生に学部の垣根を越えた交流ができる機会を提供し、本学から起業家を輩出したいという思いでコンテストを実施した。初開催の今回は、6学部から12件の応募があった。

 最優秀賞に選ばれた奥井さんは、ベビーカー検定作成やオンラインでのベビー用品選びサポートといった事業計画を発表。現在はベビー用品に関する講演会や育児雑誌への連載をしている。

 佐々木さんは「熱意や実績が審査員から認められたのでは」と評価。奥井さんは「現在は個人事業主。在学中の法人化を目指す」と述べた。
 

学生の力で明かりを灯す

 工学部などの学生が企画する自主創造プロジェクト「花火やミニかまくらを通じて、日大生と校友の心にも『明かり灯し』たい」のメンバー20人が2月15日から17日に秋田県横手市で行われた「横手の雪まつり」に参加した。地域の人と協力し、ミニかまくらの制作とろうそくの点灯を行った。

 同プロジェクトはミニかまくらを作り、学生の力で同県に住む人々の心に明かりを灯すことが目的。また、同学部の食堂の廃油を利用してろうそくを作るなど資源の有効活用も行っている。

 学生たちは同月14、15の計2日間でミニかまくらを制作し、同月16日に完成したミニかまくらに設置されたろうそくに点灯。地域の人も参加してかまくらの装飾に協力した。

 ことしの雪まつりは同県の雪不足の影響で、他の地域から雪を運び入れる異例のケースで開催された。
 同プロジェクト代表の伊藤颯斗さん(工・情報工4)は「より大きな形で今後も地域貢献に挑戦してもらいたい」と後輩たちにエールを送った。

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