キックボクシング全日本学生 本学選手4年ぶりに頂点へ
小野がフェザー級V
キックボクシングの全日本学生選手権が昨年11月18日に東京都文京区の後楽園ホールで行われた。フェザー級で小野颯大(経済・産業経営4)が優勝し、技能賞を獲得。4年ぶりに本学選手が学生チャンピオンに輝いた。また、同級で本学選手が学生チャンピオンになるのは22年ぶりとなる。そのほかは、同級の宮谷拓也(同・同2)、ライト級の鈴木海人(理工・建築3)は準優勝だった。
本学キックボクシング部は1968年に創部、多くの学生チャンピオンを輩出してきた。キックボクシングは体全体を使い、キックとパンチを繰り出すハードなスポーツ。同選手権には同部から7人が出場し、トーナメント予選を勝ち抜いた3人が各級トーナメント決勝戦に進出した。
フェザー級の決勝は、小野と宮谷の本学勢対決。第1ラウンドからリードした小野が、ペースを崩さず試合を有利に進めた。小野は素早い動きとキックやパンチのバランスの良さで、宮谷に経験の差を見せつけ3―0の判定勝ちを収めた。
ライト級の鈴木は、決勝で1ラウンドKO負けに終わり、準優勝。
優勝した小野は「大学から始めた競技だったため、成果が出るまでに時間がかかったが、目標に向かって地道に取り組むことの大切さに改めて気付いた。夢を実現できてよかった」と喜びを語った。
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