デフテニス世界選手権 宮川が単複で銀獲得
チーム選手権は女子初優勝
デフテニスの世界選手権が9月23日から29日までギリシャのヘルソニソスで行われ、個人戦に出場したテニス部の宮川百合亜(スポーツ科2)が女子シングルスと同ダブルスで準優勝した。
また、世界チーム選手権が9月30日から10月7日まで行われ、宮川は日本代表の女子チームとして参加し、同チーム史上初の団体金メダルを獲得した。
デフテニスとは、聴覚に障害があり、55デシベル以上の音が聞き取れない選手が行うテニス。普段は補聴器や人工内耳をしている人も試合時には外してプレーをする。ルールは一般のテニスと変わらないが、スコアのコールを手話で行う。音がない中で行うためダブルスでは相手の動きをよく見て瞬時に動きを判断する必要がある。
宮川は物心がついた時から補聴器を着用。テニス部でも補聴器を着用し技術を磨いてきた。健聴者の大会に出場したときに世界選手権でチームメイトの鈴木梨子(専大3)に誘われてデフテニスを始めた。
宮川は、女子シングルス、同ダブルス、ミックスダブルスに出場。同シングルスの決勝は菰方里菜(同志社大3)と対戦し、ゲームカウント1―6、0―6とストレート負けを喫した。
同ダブルスは杉本千明(京都外大西高1)とペアを組んだ。決勝の相手は前大会優勝の菰方・鈴木ペア。前半は接戦に持ち込むもゲームカウント3―6、3―6で優勝にあと一歩及ばなかった。
ミックスダブルスは2回戦で台湾の選手にゲームカウント4―6、0―6で敗れベスト16に入った。
一方、4カ国のチームによる団体戦で宮川はシングルス2として4試合に出場。全ての試合をセットカウント2―0で勝利し日本代表女子チームの初優勝に貢献した。
宮川の話 チームと個人でメダルを獲得することが目標だったので実現できてうれしい。2025年に東京などで行われるデフリンピック出場に向けて頑張りたい。
世界選手権の女子シングルス・同ダブルスで銀メダルに輝いた宮川
合わせて読みたい
日大新聞社からのお知らせ
タグから検索
- AI
- FD
- アメフット
- イベント
- インタビュー
- オンデマンド配信
- キックボクシング
- ゴルフ
- サーフィン
- シンポジウム
- スカッシュ
- スキー
- スケート
- スポーツ科学部
- チアリーディング
- テニス
- バスケットボール
- バドミントン
- バレーボール
- ハンドボール
- ピックアップ
- フェンシング
- ボート
- ボクシング
- ミス日本
- ヨット
- よりみち
- ラグビー
- レストラン
- レスリング
- ローイング
- ロボコン
- 付属校
- 体操
- 入学式
- 医学部
- 医工連携
- 卒業式
- 卒業生
- 卓球
- 危機管理学部
- 商学部
- 国体
- 国家試験
- 国際関係学部
- 夏の甲子園
- 女子サッカー
- 女子相撲
- 学生社会
- 学部祭
- 学部長
- 学長
- 射撃
- 就活
- 工学部
- 弓道
- 志願者数
- 文理学部
- 日大改革
- 日芸
- 松戸歯学部
- 柔道
- 歯学部
- 水泳
- 法学部
- 準硬式野球
- 特別研究
- 特許
- 理事
- 理工
- 理工学部
- 生物資源科学部
- 生産工学部
- 男子サッカー
- 相撲
- 端艇
- 競泳
- 経済学部
- 総合
- 脚本家
- 自主創造
- 自主創造プロジェクト
- 自転車
- 芸術
- 芸術学部
- 薬学部
- 通信教育部
- 重量挙げ
- 野球
- 陸上
- 馬術
- 駅伝
- 高校総体
ご意見・ご感想はこちらから