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ヒロシマ・アピールズ  今も続く核の緊張感を表現

中村さんポスター制作

日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)広島地区などが主催するポスターキャンペーン「ヒロシマ・アピールズ」の2023年ポスター制作者に、第16回「日藝賞」を受賞したグラフィックデザイナーの中村至男さん(55歳、1990年芸術卒)が選ばれた。7月11日に完成したポスターを発表、広島市に贈呈した。

同キャンペーンは、言葉を超えて広く国内外に反核、戦争の悲しさを訴え、平和を希求する「ヒロシマの心」を伝える事業として、83年にスタートした。毎年、JAGDAから代表のデザイナー1人が選ばれ、ボランティアでポスターを制作する。

今回制作した作品のタイトルは「人差し指」。巨大な人差し指の指先が、高層ビルなどが立ち並ぶ都市に迫っている瞬間をデザインした。

近年の世界情勢で核兵器の使用が現実味を増す状態が続いている中、「1秒後に核兵器の危機が訪れてもおかしくない」という不安定な「今」を表現。

緊迫感が伝わるように指の重さや線の太さ、空の色にもこだわった。ポスターにどこかの架空の都市をアイコンとして描き、「世界中どこでも起こりうる」ことを表したという。

中村さんは「世界が緊迫した状況であることを考えるきっかけになればうれしい」と話した。

完成したポスターは広島市内のバス停や都内の展覧会にて展示、広島平和記念資料館やJAGDAのウェブサイトなどで販売中。

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