山形県スポーツ賞 　中野拓夢選手が受賞

山形県は４月19日にプロ野球・阪神タイガース所属の中野拓夢選手（2015年付属山形高卒）に23年度「山形県スポーツ栄光賞」の授与を決定した。

中野選手は３月８日から22日まで東京ドームなどで行われた2023ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で日本代表（侍ジャパン）メンバーとして世界一に貢献したため、今回の受賞者に決定した。

山形県スポーツ賞とは同県のスポーツの普及と向上を目的とし、競技スポーツで優秀な成績を収めた人の功績を讃えるもの。今回受賞した栄光賞は大賞に次ぐ賞。

また、21年度にプロ１年目でセ・リーグ盗塁王、新人特別賞に輝いたことなどが評価され、同県スポーツ特別賞を受賞した。

中野選手は天童市の出身で付属山形高卒業後は東北福祉大、三菱自動車岡崎を経て20年のドラフト会議で阪神タイガースから６巡目指名を受け入団。

１年目からショートのレギュラーを獲得。今シーズンはセカンドのレギュラー選手として積極的な打撃と高い守備力でチームに貢献している。