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目黒日大高 東海林さん「準ミス日本」

最年少の17歳で選出

第55回ミス日本コンテスト2023」(主催‖ミス日本協会)の最終審査が1月23日に東京都新宿区の京王プラザホテルで行われ、目黒日大高の東海林杏朱(とうかいりん・あんじゅ)さん(2)が最年少の17歳でミス日本に次ぐ「準ミス日本」に選出された。

同コンテストは、17~26歳の未婚の日本国籍を持つ女性が対象。内面・外見・行動の三つの美を磨く意欲があり、成長する意欲、社会に貢献する意志のある女性であるかどうかが審査の基準となる。

ファイナリストとして13人が23日の最終審査(振り袖・ドレス・スポーツウエア審査、質疑応答)に臨んだ。東海林さんは最初に赤い振り袖姿で登壇。自己紹介で「将来は(自分の考えを)行動に移せる人になりたい」と展望を語った。

次のドレス審査では白いマーメイドドレスを披露。少子化対策について問われた際は、「差別のない社会を目指し、仕事と子育てに集中できる社会をつくることが大切」と両立の重要性を話した。

最後のスポーツウエア審査では「ミス日本の勉強会で追加したい講義は」との質問に、「自分を信じる力」という講義を提案した。これはファイナリストとして昨年参加したダンスや華道などの勉強会を通じ、周囲との「経験の差」に悩むことが多かったからだ。

そして、迎えた結果発表。「準ミス日本」で名前が呼ばれた東海林さんは思わず歓喜の涙を流した。「今回の貴重な経験が原動力となって行動力の向上力につながった」という。しかし、まだまだ発展途上と語る。これからも社会貢献活動を通して「他者を思いやる社会を築いていきたい」と東海林さん。会心の笑みがこぼれた。

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