高校野球独自大会 大垣高・宮崎高がV
新型コロナウイルスの感染拡大で中止になった全国高校野球選手権(夏の甲子園)地方大会に代わる独自大会が全都道府県で開催され、宮崎日大高と大垣日大高が優勝した。
宮崎大会は7月11日から8月1日までサンマリンスタジアム宮崎などで行われ、宮崎日大は2、3回戦で苦戦を強いられたが粘り勝ちで準々決勝に進出。以降は投打がかみ合い危なげなく決勝に駒を進め、決勝の宮崎学園高戦でも打線が爆発し12―2で優勝を決めた。
試合後、岩穴口瑞貴主将(3)は「高校野球人生を中途半端で終わらせたくなかった。優勝できて本当にうれしい」と話した。
岐阜大会は7月19日から8月2日まで長良川球場などで行われた。大垣日大は初戦の大垣工高戦を12―0でコールド勝ち。4回戦の岐阜総合学園高戦を6―5で切り抜けると、続く準々決勝、準決勝は共に2点差を守り切り、決勝に進出した。
決勝の中京高戦は9回表に2点差を追いつき、延長11回表にタイブレークで1点を勝ち越し逃げ切った。
試合後、木原黎明主将(3)は「監督の阪口(慶三)先生あっての大垣日大。先生と優勝できてうれしい」と話した。
阪口監督(前列中央)と笑顔の大垣高3年生(写真提供・大垣高野球部)
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