相撲全国選抜大学社会人対抗九州 個人で花岡が初優勝
団体は惜しくも2連覇逃す
相撲の全国選抜大学・社会人対抗九州大会が5月5日に福岡久山相撲場で行われ、約100人が競う個人戦で花岡真生(文理4=熊本・文徳高)が初優勝した。団体戦では惜しくも3位となり、本学は2連覇を逃した。
個人戦の決勝トーナメントは、AからDの四つのパートから予選を勝ち抜いた16人で争う。本学からは花岡、川上竜昌(スポーツ科4=同高)、里海斗(文理4=鹿児島商高)が同トーナメントに進出した。
花岡は準決勝で宮崎麗(2021年スポーツ科卒=和歌山県庁)を上手投げで同門対決に勝利。決勝では5月3日に大分県で行われた全国大学選抜宇佐大会で個人優勝を果たした五島雅治(拓大4)と対戦。序盤から果敢に攻め込んだ花岡は、五島のまわしをしっかりとつかんだ。体を上手く右にねじりながら五島の体を勢いよく上手投げで決めた。取り組み後、勝ち誇った表情を浮かべた花岡。主将としてのプライドを見せた。
川上は1回戦で大森康弘(金沢学院大3)を上手投げで制したが、2回戦では五島に敗退。里も杉本弘樹(日体大2)に押し出しで敗れ、1回戦で姿を消した。
団体戦は先鋒・山本剛瑠(文理4=熊本・文徳高)、中堅・花岡、大将・川上の3人1組で臨んだ。本学は大学の部を予選1位で通過。上位8団体で争う決勝トーナメントに駒を進めた。
同トーナメントの準々決勝では佐賀県と対戦。先鋒の山本が外尾祐樹を突き出しで一勝。続く中堅戦で花岡が叩き込みで田中裕隆を破り、大将戦では川上が井本和輝を勢いよく突き出し全勝した。しかし、準決勝では金沢学院大の先鋒・中堅に2連敗。大将戦で川上が1勝したが、1―2で3位に甘んじた。
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