相撲全日本個人体重別 竹内、久野に栄冠
花岡、大蔵ら5人が準優勝
激しくぶつかり合う竹内(左)と花岡
相撲の全日本個人体重別選手権が5月12日に東京都千代田区の靖国神社相撲場で行われ、シニア男子重量級で竹内宏晟(2021年法卒=志摩市役所)、シニア女子重量級で久野愛莉(22年文理卒=立飛プロパティマネジメント)の2人が優勝を飾った。
また、シニア男子は中量級で一戸龍道(同3=青森・五所川原農林高)、重量級で花岡真生(同4=熊本・文徳高)の2人、シニア女子では軽重量級で石川乃愛(同4=鳥取城北高)、重量級で大蔵紫音(同4=大垣日大高)の2人、そしてシニア女子軽量級で奥富夕夏(21年同卒=リバーサルジム新宿Me,We)の計5人が準優勝した。シニア男子軽重量級の川上竜昌(スポーツ科4=熊本・文徳高)は3位だった。
各級別に総当たりで行われた今大会。各級優勝者には今年9月にポーランドで行われる世界大会への出場権が与えられる。
シニア男子重量級に出場した竹内は同級の2人が欠場となり、事実上花岡との一騎打ちとなった。序盤は互いに激しくぶつかり、はたき合いの互角。しかし、中盤で花岡がバランスを崩した瞬間、背後から押し倒しで同門対決を制した。
シニア女子重量級の久野は、一戦目に野村紗矢香(南紀はまゆう支援学校)と対戦し、寄り倒しで野村を下した。2戦目は大蔵との同門対決。序盤、大蔵にまわしをとられ攻め込まれる場面もあったが、土俵際で上手く体を入れ替え、寄り倒しで全勝優勝を飾った。
優勝した竹内と久野は世界への挑戦権を手に入れた。
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