自転車全日本シクロクロス 序盤の転倒で差が広がる
柚木2連覇届かず
自転車の全日本選手権シクロクロスが1月13から14日に栃木県宇都宮市の道の駅うつのみやろまんちっく村で行われた。本学からは柚木伸元(文理1=三重・朝明高)が男子U23部門で2連覇を目指し出場するも、優勝に1歩届かず準優勝に終わった。
シクロクロスは舗装されていない道路や坂、障害物が組み込まれたコースを周回してタイムを競う競技。男子U23は約8周、24・5㌔の距離で争われた。
序盤、先頭集団でスタートさせた柚木は急斜面の山道を走るカンセキマウンテンのエリアに4位で入った。柚木は観客がいない山道で2位となり1位の背中が見えるまでに追い上げる。しかし、前日に雪が降った影響でぬかるんだ坂を上る際に車輪を滑らせ転倒。トップを走る副島達海(大阪産大2)に差をつけられてしまう。
その後は他の選手と2位争いをする間に差が広がり、最終的に1位と36秒差の2位に終わった。
レース後、柚木は「ベストな状態で挑むことはできた。ただ序盤の転倒のミスを埋めることができず差が広がってしまった」と悔しさをにじませた。
コースを駆け抜ける柚木
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