競泳ジャパンオープン 本多が悲願の自己新
男子400㍍個人メドレーで自己ベストを更新した本多
競泳のジャパンオープンが昨年11月30日から12月3日まで江東区の東京アクアティクスセンターで行われ、本多灯(スポーツ科4=付属藤沢高)は男子400㍍個人メドレー、同200㍍バタフライで2冠に輝き、同100㍍バタフライで3位に入った。また、小方颯(同2=付属日大高)が同200㍍個人メドレーで優勝、柳本幸之介(同2=付属豊山高)は同200㍍自由形で2位に入った。
本多は同400㍍個人メドレーで、最初の50㍍のバタフライを25秒50と、トップで折り返す。続く背泳ぎ、平泳ぎ、自由形でもリードを保ち4分9秒98の自己ベストで優勝を決めた。
同200㍍バタフライでは、50㍍地点を25秒38で1位通過。終始実力の差を見せつけた。1分53秒99の記録に本多は「54秒台を切れたのはよかったが、後半の持ち味をまだ出せていない」と優勝にもかかわらず反省の弁に終始した。
また、今後について「パリ五輪では金メダルを目指して、世界を盛り上げて日本に帰ってきたい」と笑顔を見せた。
しかし、同100㍍バタフライでは1位のマシュー・テンプル(オーストラリア)の泳ぎに圧倒され、惜しくも3位に終わった。
小方は200個人メドレーで優勝
小方は同200㍍個人メドレーで序盤、タイムが振るわず50㍍地点では25秒64の5位。続く平泳ぎでは、追い上げを見せると、150㍍地点で1分29秒70の2位に浮上した。その後、ラスト勝負でトップに躍り出て、1分57秒65で優勝に輝いた。
試合後に小方は「松下知之(宇都宮南高3)に勝ち切れてよかった、プライドを保てた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。さらに「スピードを上げるため、心肺機能の向上を目指していきたい」と今後について話した。
柳本は、同200㍍自由形で1位に0秒85の僅差で惜しくも2位に終わった。
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