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アメリカンフットボール部廃部に際して  無関係の部員に最善の対応を

 2022年8月末に本紙のアメリカンフットボール部(フェニックス)担当になった。それまではアメフットを見たことすらなかったが、取材を重ねるうちに、アメフットの面白さにのめり込んだ。

 昨年4月から始まった春季オープン戦。フェニックスは、その年の甲子園ボウルに出場した法大に46―14の大差で圧勝していた。1部TOP8リーグ戦にもし出場していれば、甲子園ボウルで3年ぶりの雄姿を見られたかもしれない。

 しかし昨年8月、アメフット部部員の1人が覚醒剤取締法違反および大麻取締法違反の疑いで逮捕されるという、まさかの事態に見舞われた。

 その後も部の学生寮が閉鎖され、部は無期限の活動停止に。担当記者として部の関係者に取材を試みるも断られ、大手メディアの報道でしか最新情報は得られなかった。そんな中、昨年11月とことし1月に、1年生のある部員が取材を受けてくれることに。

 「一連の事件などから活動を続ける気力がなくなったと話す部員もいる。なぜ事件と無関係の僕らが巻き添えを食らわなければならないのか」。入部して半年足らずで、目の前が真っ暗になった心境を絞り出すように語ってくれた。

 本学として、もっと早く対応できなかったのか。大麻使用の疑いがあるとの自己申告があったおととしの段階で適切な対応をしていればと思うと残念でならない。

 昨年12月15日の臨時理事会でアメフット部の廃部が決まった。正直、廃部という対応が適切とは思えない。加えて、新たな部をつくるという案も上がっているが、それでは関東学生アメリカンフットボール連盟の準加盟校からのスタートとなり、「TOP8」までの昇格を考えると、今の部員たちが甲子園ボウルへ出場するには間に合わない。それならいったん解散し、違法薬物とは無関係と認められた部員たちで活動を再開すればよかったのではないのか。

 創部からことしで84年。輝かしい金字塔を打ち立てたフェニックス。だからこそ、本気で日本一を目指す若者が集まった。純粋にアメフットをプレーしたい学生たちのために、最善の対応を望みたい。
  (臼井幸佑)

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