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フェンシング  全日本学生  女子個人寺山・菊地V

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女子団体 フルーレ・エペ・サーブル 2年連続3冠

 フェンシングの全日本学生選手権が11月8日から12日まで静岡県の沼津市総合体育館で行われ、本学は女子フルーレ団体・同エペ団体・同サーブル団体の3種目で2年連続の完全優勝を果たした。また寺山珠樹(スポーツ科4=京都・乙訓高)が今大会の最優秀選手賞に輝いた。
 
 個人では男子サーブルの樋渡怜大(法3=鹿児島南高)、女子エペの寺山珠樹、同サーブルの菊地心ここ和な(スポーツ科3=岩手・一関第二高)の3人が栄冠に輝いた。
 
 そのほか、団体は男子サーブルで2位、同エペで3位に入った。

 個人では、男子フルーレの勅使河原明日架(商3=岐阜・大垣南高)が2位、女子フルーレで竹山柚葉(スポーツ科2=京都・乙訓高)が2位、男子エペで唐沢颯斗(文理2=埼玉栄高)が3位、同サーブルで木村友哉(法4=付属豊山高)が3位、女子サーブルで金子優衣奈(文理2=東京・麹町学園女子高)が3位に入った。

 11月10日に行われた女子フルーレ団体は、準決勝で中大と対戦。序盤は接戦になるも、9セット目には竹沢志緒里(スポーツ科3=京都・乙訓高)が45―38と勝ち越した。決勝の相手は日女体大。3セット目で9―15と大きく点差を離されるも、8セット目で竹山柚葉(同2=同高)が40―34と逆転した。その後点差を広げ45―37で栄光に輝いた。

 11日の同エペ団体は、順当に勝ち上がり明大との決勝へ進出。2セット目で8―10と追う展開になるも、高橋栄利佳(法3=埼玉・与野高)が果敢に攻めこみ14―12と逆転に成功する。9セット目には寺山が45―32と大きく差をつけ、優勝を決めた。

 12日に行われた同サーブル団体では、準決勝で早大と対戦。5セット目で19―25と危うい展開に。しかし、迎えた7セット目では高橋ひかり(文理3=愛媛・三島高)が12得点を奪う大奮闘を見せ、45ー40で決勝へ進んだ。決勝の相手は朝日大。本学は9セットすべてを5点先取する安定した攻撃を見せ45―35で撃破した。3チームの熱い奮闘によって、2年連続で女子団体3種目の頂点に立った。

 9日の男子サーブル個人では、樋渡が準決勝で木村友哉(法4=付属豊山高)との本学勢対決を15―12で制した。決勝の相手は加藤颯人(中大4)。15―10で優勝を決めた。

 同日に行われた女子エペ個人の寺山は、決勝で稲山友梨(明大3)と対戦し、15―8で2連覇を果たした。

 10日の同サーブル個人の菊地は、決勝で高橋千里香(法大4)と対戦。15―10で優勝を飾った。

後輩へとつなぐ思い 寺山 珠樹

◯…「何事も焦らずに自分のペースでプレーする重要性を再確認できた」と、今大会で気づいた試合での納得感を胸に深く刻んだ。

 最終学年として迎えたことし。寺山はチーム全体の底上げに力を入れるため、ことしの春に練習先を東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターから本学の練習場に移した。今大会団体戦2連覇に向けてチームの練習を多く取り入れ、次の選手へと「つなげるプレー」を強く意識した。また、キャプテンとして後輩に指導することで、自分のプレーを客観的に見つめ直すことができ、自身の競技力向上にもつながったという。

 大会2日目に行われた、女子エペ個人戦。決勝では一昨年優勝した稲山友梨(明大3)と対戦。15―8と点差をつけて勝利を収め、「練習通りの動きができた」と昨年のチャンピオンとしての強さを見せつけた。

 11日に行われた女子エペ団体。決勝まで順当に勝ち上がった本学の相手は相性が悪い明大。2セット目、8―10となるも、3セット目で逆転し、その後点差を広げていく。そして9セット目。寺山の強みである防御の姿勢で得点を重ね、45―32で勝利。「個人と団体で共に、強みを生かし得点できた事は自信につながった」と満足げに話した。

 学生の大会は、全部優勝する気持ちで試合に臨んでいる寺山。今後の目標は、自身の引退試合となる12月24日の全日本選手権団体戦で「絶対優勝」すること。「今回の団体で優勝するイメージをつかむことができた。最後も優勝して引退を迎えたい」と熱く語った。

攻め続け悲願の優勝 菊地 心和

〇…女子サーブル個人と団体で頂点に立った菊地は「やっと優勝できた」とうれしさをかみしめた。

 9月に行われた全日本選手権では3位入賞を果たした菊地。チャレンジャー精神で好成績を収め、自信に満ち溢れていた。しかし、10月の関東学生選手権では、決勝で高橋千里香(法大4)の策にはまり、準優勝に終わった。

 その悔しさをバネに取り組んだのは、菊地の強みといえる「アタック」のさらなる強化。体幹トレーニングや筋力トレーニングを続け「アタック」の精度に磨きをかけた。

 3年生という立場で「絶対に負けられない」と今大会に臨んだ菊地。だが、その気負いがかえって大きなプレッシャーとなって菊地を苦しめた。準々決勝までは消極的なプレーが続いていたと振り返る。

 しかし、準決勝では相手が積極的に攻めてきたことから攻撃に移りやすく、鍛え上げた「アタック」がさえわたった。結果は15―7で快勝。本調子を取り戻せた。

 続く決勝の相手は、関東学生選手権の決勝で負けたあの高橋。同じ策にはまるまいと、菊地は敗れた試合の映像を繰り返し見て、高橋を徹底的に研究した。今大会では、その成果が現れ「アタック」で高橋を攻略。15―10で悲願の優勝を果たした。

 11月12日に行われた団体戦でも本学を優勝へと導いた菊地。「来年開催される学生大会では全て優勝したい」と強い意気込みをみせる。来年は最高学年としてさらなる高みを目指していく。