弓道東西学生選抜対抗 東軍が惜しくも敗北 男女共に大会2連覇届かず
落ち着いた表情で矢を放つ武井
弓道の東西学生選抜対抗試合が11月24と26日に三重県の伊勢神宮弓道場で行われ、男子は高木渉(危機管理4=文化学園長野高)、女子は武井由里菜(文理4=群馬・尾瀬高)と千明望々(危機管理2=市立前橋高)が出場した。結果は男子が168―173、女子が159―166と男女共に東軍は惜しくも西軍に敗れ、大会2連覇には届かなかった。
東軍は、北海道・東北・北信越・関東・東京都の代表者、西軍は東海・関西・中四国・九州の代表者で構成されたチーム。両軍ともに10人の選手が各自20射、計200射行い、合計的中数で勝敗を決める。
男子の1巡目では高木が安定して全4射中3中を決め、34―34の接戦で始まった。続く2~5巡目では東軍が思うような結果を出せず、徐々に差が開き西軍に敗れた。
女子は2巡目で武井と千明の両者が皆中という好成績でチームに貢献。69―65と東軍がリードしていたが、3巡目で接戦の中101―103と西軍が逆転。その後東軍は伸び悩み勝利を逃した。
同大会に出場した武井は「納得のいかない射もあったが、いい射もたくさん出すことができた。弓を引くこと自体を楽しみながらできて、4年生最後としてはいい思い出になった」と涙ながらに話した。
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