相撲全日本 草野は3位と奮闘 川上、竹内はベスト8入り
果敢に相手を押し込む草野(右)
相撲の全日本選手権が12月3日に東京都墨田区の両国国技館で行われ、学生横綱のタイトルを持つ草野直哉(文理4=熊本・文徳高)が3位、川上竜昌(スポーツ科3=同高)とOBの竹内宏晟(2021年法卒=三重県)がベスト8に入った。
計3回の予選を勝ち抜いた35人が争う決勝トーナメントには、本学勢5人、本学OB6人が進出。
草野は1回戦で高橋修(長崎県)を寄り切りで制し、続く2回戦でOBの古川晴貴(18年文理卒=日本通運)を押し出しで下し、ベスト8に。
続く準々決勝では竹内と対決。取り組みは両者一歩も譲らず同時に土俵外に出たが、審判の手は竹内に上がった。すぐに審判団による異議申し立てがあり、協議の結果は取り直しに。立ち合いから勢いよくさし勝った草野は竹内を一気に寄り切りで制し、勝利をもぎ取った。
準決勝では、トワードルジ・ブフチョローン(日体大3)と対戦。果敢に攻め込むも土俵際ですくい投げをくらい敗れた。草野は学生横綱の力を存分に発揮できず、3位入賞で終わった。
アマ横綱の称号を逃した草野は「まずはけがをせずに終えられてよかった。一年間よく頑張った」とさばさばとした表情で大会を振り返った。
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