レスリング全日本大学 57㌔級佐々木が初Ⅴ 97㌔級吉田が2連覇達成
決勝で相手を抑え込む佐々木(右)
レスリングの全日本大学選手権が11月18、19日に堺市の金岡公園体育館で行われ、フリースタイル57㌔級の佐々木風雅(法4=長野・上田西高)が初優勝、同97㌔級の吉田アラシ(スポーツ科2=埼玉・花咲徳栄高)が2連覇に輝いた。
また、同70㌔級の渡辺慶二(商4=茨城・鹿島学園高)、同79㌔級の硎屋亮太郎(同3=同高)、同86㌔級の今井海陽(文理2=京都・海洋高)が3位。同65㌔級の田下奏樹(法4=埼玉・花咲徳栄高)、同74㌔級の栃倉健人(同4=同高)、同125㌔級の藤田龍星(商2=同高)が5位に入り、出場した8人全員が入賞した。
佐々木は準々決勝で、開始4分8秒で10―0のテクニカルスペリオリティ勝ち。菊池優太(拓大1)との準決勝は8―1のポイント勝ちで制した。決勝では2021年の全日本大学選手権同57㌔級で優勝した弓矢暖人(日体大4)と対戦。1点を先制されたが、その後2点を取り返して2―1で初優勝に輝いた。
吉田は二つのフォール勝ちと二つのテクニカルスペリオリティ勝ちで圧倒的な強さを発揮。無失点で決勝に進出した。決勝は3点を先制されたが動揺せずに5点を取り返し、2連覇を達成した。
同大会の団体は、各階級の1位から8位までの順位をポイント換算して大学ごとの順位を競う。本学勢は1位が2人、3位と5位が各3人で計52・5点の3位だった。
努力続け初優勝 佐々木 風雅
〇…フリースタイル57㌔級の決勝で優勝が確定した瞬間、佐々木はガッツポーズを取り勝利を喜んだ。
ことし8月、優勝を目指していた全日本学生選手権の男子フリースタイル57㌔級決勝で2―3と惜敗。その悔しさから、自分の戦い方に自信をつけようと練習量を大幅に増やした。
特に重視したのはローシングルというタックルの技や体力強化のための自主練習だ。これを毎日繰り返した。また、昨年の全日本学生選手権で共に優勝し、同期でもある渡辺と一緒に有終の美を飾ろうと熱く誓い合い今大会に臨んだ。
今大会ではローシングルのほかに練習していたアンクルホールドなどがさえわたり、決勝まで進出した。決勝ではプレッシャーを感じていたが、日頃の練習によって負ける気がしなかった佐々木。相手に先制されるも、冷静に2点を取り返し逆転勝ち。「理想通りの展開」ができたと振り返った。
一方、渡辺はフリースタイル70㌔級で3位と惜しくも約束はかなわなかった。その悔しさが残ったが、学生最後の大会でリベンジを果たし「両親や先生に恩返しができた」と喜びを語った。
今後の目標は12月の全日本選手権での優勝。そして、その先にあるアジア選手権と世界選手権に向けてマットに汗を流す日々は続く。
合わせて読みたい
日大新聞社からのお知らせ
タグから検索
- AI
- FD
- アメフット
- イベント
- インタビュー
- オンデマンド配信
- キックボクシング
- ゴルフ
- サーフィン
- シンポジウム
- スカッシュ
- スキー
- スケート
- スポーツ科学部
- チアリーディング
- テニス
- バスケットボール
- バドミントン
- バレーボール
- ハンドボール
- ピックアップ
- フェンシング
- ボート
- ボクシング
- ミス日本
- ヨット
- よりみち
- ラグビー
- レストラン
- レスリング
- ローイング
- ロボコン
- 付属校
- 体操
- 入学式
- 医学部
- 医工連携
- 卒業式
- 卒業生
- 卓球
- 危機管理学部
- 商学部
- 国体
- 国家試験
- 国際関係学部
- 夏の甲子園
- 女子サッカー
- 女子相撲
- 学生社会
- 学部祭
- 学部長
- 学長
- 射撃
- 就活
- 工学部
- 弓道
- 志願者数
- 文理学部
- 日大改革
- 日芸
- 松戸歯学部
- 柔道
- 歯学部
- 水泳
- 法学部
- 準硬式野球
- 特別研究
- 特許
- 理事
- 理工
- 理工学部
- 生物資源科学部
- 生産工学部
- 男子サッカー
- 相撲
- 端艇
- 競泳
- 経済学部
- 総合
- 脚本家
- 自主創造
- 自主創造プロジェクト
- 自転車
- 芸術
- 芸術学部
- 薬学部
- 通信教育部
- 重量挙げ
- 野球
- 陸上
- 馬術
- 駅伝
- 高校総体
ご意見・ご感想はこちらから