フェンシング全日本 OB山田との接戦を制する
男子エペ松本が初V
フェンシングの全日本選手権が9月15日から18日まで静岡県の沼津市総合体育館で行われ、男子エペの松本龍(文理3=東京・王子総合高)が初優勝に輝き、女子サーブルの菊地心和(スポーツ科3=岩手・一関第二高)は3位入賞を果たした。
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接戦を制した松本
男子エペの松本は準決勝で東京五輪金メダリストの山田優(2017年文理卒=山一商事)と対戦。1セット目から、臆さずに攻め2―2と同点に。続く2セット目では、低い姿勢からの攻めで得点を重ねると9―7とリードを奪った。最終セットも攻勢を緩めず得点を重ね、15―13と勝利し、決勝へと駒を進めた。
決勝の相手は村山健太郎(林テレンプ)。1セット目が始まると、互いに約1分間の膠着(こうちゃく)状態が続いた。最初に得点したのは松本。2―1で2セット目に臨み、相手の隙をつく攻撃で点差を広げ、7―5と優勢に展開。
迎えた最終セット。一進一退の攻防戦を繰り広げ10―9と1点差まで詰められるも、15―14と接戦を制して初優勝を飾った。
女子サーブルの菊地は準決勝まで順当に勝ち上がり、脇田樹魅(沼津信用金庫)と対戦。1セット目、最初の得点を菊地が取るも、序盤は3―4とリードを奪われる。その後、相手の怒涛の攻撃に苦戦を強いられた。3―8で迎えた2セット目。挽回を狙ったが、相手の勢いを止められず5―15と敗れ、3位に終わった。
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