競泳日本学生 男子総合3連覇には届かず
本学勢7冠に輝く
競泳の日本学生選手権が8月31日から9月3日まで江東区の東京アクアティクスセンターで行われ、7種目で金メダルを獲得した。男子は総合2位と、惜しくも総合3連覇には届かなかった。女子は総合10位に終わった。
得点が倍になるリレー種目。男子800㍍フリーリレー決勝に本多灯(スポーツ科4=付属藤沢高)、柳本幸之介(同2=付属豊山高)、寺門弦輝(同3=茨城・昭和学院高)、瀬良紘太(同3=付属豊山高)が出場。2位に約2秒の差をつけて優勝し、同種目3連覇に輝いた
しかし、同400㍍フリーリレー、同400㍍メドレーリレーは準優勝。3年連続のリレー種目制覇はかなわず、総合3連覇を逃す主因となった。
個人メドレーを制覇した小方
個人種目では、小方颯(同2=付属日大高)が同200、400㍍個人メドレーの2種目で優勝。入学以来宣言してきた「打倒本多」を実現した。
ラストイヤーとなる本多は、同200㍍バタフライで大会新記録を樹立し、同種目4連覇を達成した。同400㍍個人メドレーは2連覇をかけて臨むも、小方との接戦に惜しくも敗れ2位だった。
柳本は同200㍍自由形で悲願のインカレ個人種目初優勝を飾ったが、同100㍍自由形は1位に0秒21及ばず2位に終わった。
寺門は同100㍍バタフライで優勝。同200㍍バタフライでは本多に続き2位に入り、本学勢でワンツーフィニッシュを飾った。
また、星萌々花(法2=西武台千葉高)が女子100㍍平泳ぎでインカレ初優勝を果たし、本学女子では唯一の金メダルに輝いた。
ワンツーフィニッシュし、抱き合う本多(右)と寺門
自信携え自己新 柳本 幸之介
〇…8月上旬に行われたワールドユニバーシティゲームズで800㍍フリーリレーに出場。1分47秒台を出せたことが自信となり、インカレは個人種目での自己ベスト更新を視野に臨んだ。
結果は、100㍍自由形で49秒05の自己ベストを記録し準優勝。200㍍自由形では1分47秒46と自己ベストにはわずか0秒01及ばなかったが、金メダルを勝ち取った。昨年はラスト50㍍で田中大寛(早大4)に逆転され、惜しくも準優勝に。その経験から、ことしは隣の泳ぎを見つつ体力を温存。ラストに備える作戦が勝利につながった。
また、出場したリレー3種目全てで引き継ぎのベストタイムを記録。しかしそのうち2種目は準優勝と一歩及ばず、喜びと悔しさが入り混じる結果となった。来年は圧倒的エースの本多が卒業するため厳しい展開が予想されるが、自分が結果を出してチームを盛り上げたいと意気込みを見せた。
雄たけびを上げる柳本
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