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5年ぶりの「赤青」交流戦

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残り43秒で逆転負け

アメリカンフットボールの本学フェニックスと関学大ファイターズの春季交流戦が4月22日、神戸市の王子スタジアムで「危険タックル問題」以来5年ぶりに行われ、本学は10―14で敗北を喫した。これにより関学大との「赤青」交流(定期)戦は通算成績で本学の17勝32敗3引き分け。

本学のキックオフで始まった試合は開始約5分、本学ディフェンス陣を崩され先制タッチダウン(TD)を許し、トライフォーポイント(TFP)も決められ0―7に。

すかさず反撃に出た本学はQB加藤俊輔(文理4=付属桜丘高)のパス攻撃でエンドゾーン前15㍎まで前進。しかし関学大の固い守りに阻まれ、TDを奪えずK吉田匠汰(同3=埼玉栄高)がフィールドゴール。3―7で第1Qを終えた。

第2Qは両校譲らず、試合が動いたのは第3Q後半。DL山田祥暢(同2=兵庫・滝川高)の猛烈なタックルで関学大がボールをこぼし、それをDB渡辺明輝人(商3=付属鶴ケ丘高)が体を張って押さえ、ターンオーバー。

エンドゾーン前22㍎付近の好位置で攻撃権を獲得した。そこでQB金沢檀(まゆみ)(危機管理3=東京・駒場学園高)がWR西山裕次郎(文理4=横浜立野高)へTDパス。TFPも決め10―7と逆転した。

迎えた第4Q。本学はQB金沢を中心とした攻撃がことごとく不発。一方、ランプレーを多用した関学大は手堅くファーストダウンを重ね、エンドゾーン前3㍎まで攻め込まれた。残り43秒、関学大は本学ディフェンス陣を割ってランTD。TFPも決められ10―14と試合を引っくり返された。

主将の三枝寛治(危機管理4=付属豊山高)は「今回のゲームは関学大が作ってくれたから実現できた。試合ができたことに感謝したい。自分たちの全力をぶつけられた」と伝統の交流戦を振り返った。

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