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世界を目指すルーキーたち

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ことしのルーキーは世界の舞台で活躍が期待される柔道(女子部門)の宮木果乃や小兵ながら相撲で国体優勝経験を持つ成田力道など粒ぞろいだ。本紙記者が注目する4競技部6選手を紹介する。

柔道(女子)宮木果乃 目標はロス五輪金

高校3年のときに世界カデ選手権女子48㌔級で金メダルを獲得し、昨年12月のグランドスラム東京でも同48㌔級で優勝。宮木は高校生として2017年の阿部詩(パーク24)以来5年ぶりの同大会優勝という快挙を成し遂げた。

そんな「超高校級」の大型ルーキーが本学を選んだ理由は「尊敬する上原優香コーチの下で柔道がしたい」との思いからだ。

子どものころから活躍を見続けてきた憧れの存在で、宮木と同じく背負い投げを得意とする。「上原コーチは世界でも指折りの背負い投げのスペシャリスト。本当にきれいで早い」と、その高い技術に惚れ込んでいる。

憧れの存在に直接指導を受けられることが「本当に幸せ」「柔道が楽しい」と思わず顔をほころばせる。恩師直伝の背負い投げを武器に「世界一へ飛躍したい」と語る。

しかし、本学入学直後に臨んだ全日本選抜体重別選手権ではまさかの初戦敗退。「本当に悔しさしか残らなかった」と振り返る。「次の大会までには優勝できるようにコンディションを整えて臨みたい」と明日を見据える。

ことし9月に控える全日本ジュニア体重別選手権では「優勝して世界ジュニア選手権に挑みたい」と闘志を燃やす。

将来の夢は「日本一をバネに、世界一を目指す」こと。まずは年内の講道館杯優勝、グランドスラム東京大会での2連覇を狙い、来年の世界選手権での優勝にも意欲を見せる。

そして世界一を実現する「大きな目標」が、2028年のロサンゼルスオリンピックでの金メダル獲得だ。目標達成に早道はない。ただ、ひたすらに鍛錬を重ねていく覚悟だ。尊敬する恩師に導かれて技を磨き、世界にとどろく「一本」を決める日は決して遠くない。

自転車 鎌田晃輝 阿部源 柚木伸元

「先輩を全員倒す」

見据えるのは9月に行われる全日本大学対抗選手権のロードでの優勝、そして8月に行われる世界選手権ロードU23への出場だ。
高校2年から…

続きは本紙にて

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