女子相撲 国際選抜堺大会 本学勢3人表彰台に上る 軽重量級で古閑Ⅴ
OG久野が2階級を制す
女子相撲の国際選抜堺大会が4月9日、大阪府堺市の大浜公園相撲場で行われた。階級別の個人戦で本学勢は軽重量級で古閑詩織(スポーツ科4=鳥取城北高)が優勝、石川乃愛(文理3=同高)が3位、軽量級で石川玲愛(同2=同高)が3位に入った。
また、本学OG勢では、無差別級で久野愛莉(2022年文理卒=東洋警備保障)が優勝、奥富夕夏(21年同卒=リバーサルジム新宿Me.We)が2位。重量級も久野が制して2冠、山下紗莉奈(22年同卒=金沢学院大付高講師)が3位だった。
久野は無差別級の決勝で、1年先輩の奥富と対戦。立ち合い直後、奥富は久野の足をすくおうと腰を落としたが、すかさず久野が奥富の両腕を押さえ込み防御。
抜け出そうとする奥富を上から押さえ付けるように攻め、最後は奥富に膝を着かせ引き落としで勝利した。重量級決勝戦の相手は、阿部なな(紫雲寺中)。土俵際で粘る相手を寄り倒し2階級制覇。山下は準決勝で阿部に押し出され敗退した。
総当たり形式の軽重量級では、古閑が粘り強い相撲を見せて全戦全勝。石川は1戦目で古閑と対戦するも下手出し投げで敗れ、3戦目では石井さくら(足立新田高)に引き落とされ、4戦中2勝で3位に終わった。
軽量級の石川は、準決勝で山中未久(クレオテック)と当たり、果敢に攻めるも上手投げで敗れた。
己と向き合って
〇…「最後の年、この階級で勝ててよかった」。試合後の取材で、古閑はほっとした表情でそう話した。小学2年の頃…
続きは本紙にて
軽重量級で石川と対峙する古閑(左)
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