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スケート 日本学生氷上 ルーキー阿部 500㍍ 初優勝

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男子3部門総合2位

スケートの日本学生氷上競技選手権が1月5日から7日まで、北海道苫小牧市のハイランドスポーツセンターなどで行われ、スピード、フィギュア、アイスホッケーの3部門総合では男子が2位、アイスホッケーを除く2部門総合では女子が3位だった。スピード部門の男子では阿部心哉もとき(文理1=北海道・帯広三条高)が500㍍を制したほか、2000㍍リレーで優勝した。フィギュア部門では、女子5級、6級クラスの団体で2位。個人では女子6級で杉原舞香(スポーツ科1=福岡・沖学園高)が2位、同7・8級の青木祐奈(同3=横浜清風高)が6位にそれぞれ入った。昨年12月20日から25日まで東京都西東京市のダイドードリンコアイスアリーナなどで行われたアイスホッケー部門は5位に終わった。
 

スピード部門の阿部は初日の500㍍に出場。100㍍地点ではトップと0秒11差をつけて3位だったが、徐々に追い上げを見せトップへ。専大の森重航(4)と競り合い、0秒06差の36秒23で制した。

2000㍍リレーでは宮本信太朗(スポーツ科3=北海道・白樺学園高)、椿尚大(文理4=山形中央高)、山本悠乃(ゆうだい)(スポーツ科2=北海道・白樺学園高)、阿部が出場。400㍍地点でトップの専大と約1秒差で5位と出遅れたが、追い上げを見せて800㍍地点では3位に浮上。そして1600㍍地点で高崎健大や日体大など強豪校を抑えてトップに立ち、そのまま逃げ切った。

フィギュア部門女子6級の杉原は7番目の滑走。初めのトリプルトーループに回転不足が見られるなど軽微な失点はあったものの、堂々たる演技を見せて合計73・01点と健闘。しかし1位の甲南女大・柴野ちりさ(3)に2・65点及ばず2位に終わった。同7・8級に出場した青木は、安定した滑りを見せたが、6位だった。

アイスホッケー部門は初戦の九大戦で24―0と快勝。立大との2回戦は第1ピリオド終盤、後村統矢(生物資源科1=青森・八戸工大一高)、田名部多市(同3=同高)の連続得点で勢いに乗り、6―0で勝ち進んだ。

正念場の準々決勝は伝統校・中大との対戦。第1ピリオド開始8分で小森勇志(同4=北海道・北海高)が1点を返したが、中大側の猛攻に反撃のチャンスをつかめず、1―10で敗退した。

自分の滑りを意識

〇…「しっかり自分のレースができた」。初優勝を飾った阿部は冷静に振り返った。阿部は高校3年で、国内上位24人だけが出場できる…

続きは本紙にて

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