レスリング 全日本 石黒隼士・峻士がV
本学勢5人が表彰台に上る
レスリングの全日本選手権が昨年12月22日から25日まで東京都世田谷区の駒沢体育館で行われ、男子フリースタイル86㌔級の石黒隼士(2022年スポーツ科卒=自衛隊体育学校)が2年ぶりに優勝、同97㌔級の石黒峻士(20年同卒=新日本プロレス)は連覇を果たした。
また、同92㌔級の吉田アラシ(同1=埼玉・花咲徳栄高)と同125㌔級の藤田龍星(商1=同高)、女子フリースタイル59㌔級の坂野結衣(17年文理卒=警視庁第六機動隊)の3人はともに準優勝だった。
石黒隼は初戦をフォール勝ち、準々決勝、準決勝を判定勝ちで通過。決勝は高橋夢大(日体大3)と対戦し、1―0で第1ピリオドを終えると第2ピリオドで1点を追加し、残り時間1分ほどでさらに2点を取って4―0となった。試合終了約30秒前に2点を奪われたもののリードを守り切り勝利した。
石黒峻は初戦を4―3の判定勝ち、準決勝を開始3分45秒で11―0のテクニカルフォール勝ちを収め、決勝に駒を進めた。決勝の相手は昨年11月の全日本大学選手権男子フリースタイル125㌔級で優勝した伊藤飛未来(日体大4)。
開始約30秒で伊藤に1点を先制されるが、1点を奪い返し第1ピリオドを終えた。第2ピリオドでは2点を連取し5―1と点差を広げると、勢いに乗って得点を重ね13―1のテクニカルフォールで連覇を決めた。
![](https://www.nu-press.net/wp-content/uploads/2023/01/●_DSC4417-e1675063110811.jpg)
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決勝で圧倒的な強さを見せる石黒峻(右)
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