ボクシング 全日本 ミドル級荒本が優勝
ライト級佐藤は苦戦し準Ⅴ
ボクシングの全日本選手権が11月22日から27日まで、東京都の墨田区総合体育館で行われ、男子ミドル級の荒本一成(2022年文理卒=SEBE)が優勝を果たした。
同ライト級では佐藤貴則(12年法卒=西武台千葉高)が準優勝、同ミニマム級では川下豪(経済2=東京・駿台学園高)が3位。女子バンタム級の木村萌那(スポーツ科3=岐阜工高)、同ライト級の船山乃亜(同1=付属山形高)と大沢あねら(同1=目黒日大高)はともに3位に入賞した。
荒本は初戦と準決勝をともにRSC(レフェリーによる勝敗宣告)勝ちで決勝へ進出し、須永大護(東洋大4)と対戦。1ラウンド目から一進一退の攻防戦を繰り広げ、2ラウンド目は須永の体勢を崩しながら、荒本が果敢に攻めた。3ラウンド目も攻勢を緩めず5―0の判定勝ちで栄冠をつかんだ。
男子ライト級の佐藤は準決勝をRSC勝ちで決勝へと駒を進めた。決勝では相手の攻撃に苦戦し、1ラウンドKO負けで惜しくも準優勝に終わった。同ミニマム級の川下は1―4の判定負け、女子バンタム級の木村はRSC―Ⅰ(打撃により負傷して競技続行が不適切とレフェリーが判断した場合)負け、同ライト級の船山はRSC負け、大沢は0―5の判定負けで、それぞれ3位に入賞した。
優勝した荒本は「緊張したが、支えてくれた人たちの存在を改めて実感した」と笑顔で感謝の気持ちを述べた。
![](https://www.nu-press.net/wp-content/uploads/2022/12/果敢に攻める荒本(左)-1-e1670917257523.jpg)
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攻勢を緩めない荒元(左)
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