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スポーツ

相撲 川副が宮城野部屋入門へ  目標は横綱

本学相撲部出身で元学生横綱の川副圭太さん(23歳、2022年文理卒)がこのほど角界入りを表明し、宮城野部屋への入門が決まった。

宮城野部屋といえば、幕内優勝45回を誇る大横綱・白鵬関(現・間垣親方)の所属部屋で有名だ。その白鵬関が主催する白鵬杯にて、当時中学3年生だった川副は個人優勝したこともある。また宮城野部屋には、石浦関(32歳、12年同卒)や炎鵬関など、小兵ながらも幕内経験豊富な人気力士も多く在籍している。川副も身長165㌢と小柄で、アマチュアとは段違いの体の大きさを持つプロの力士たちと戦っていくため「小兵としての技術を宮城野部屋で学びたい」という。

角界入りを控える川副の目標は「横綱」になること。小柄な体型を生かした速攻相撲が得意で、昨年の全国学生選手権個人戦では優勝し「学生横綱」となり、幕下十五枚目格付け出し資格を得た。そのため、デビュー戦から十両並みの力士と戦うことになり「プレッシャーもある」と話すが、小さな体で学生横綱にまで勝ち上がった経験から「大相撲でもトップを目指して相撲を取り続けたい」とこれからの土俵人生に目を輝かす。

現在は、本学相撲部学生寮で、昨年5月に負傷した右足アキレス腱(けん)の部分断裂を治療しながら稽古に励んでいる。最近では、ようやく本格的な相撲をとれるまでに回復。初土俵となる秋場所(9月11日初日・両国国技館)に向けて調整を続ける毎日だ。

大相撲挑戦に向け意気込む川副さん

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