フェンシング 日本学生カップ 男子エペ唐沢初栄冠 女子は2種目で3位入賞
日本学生フェンシング・カップが4月15日から17日まで東京都世田谷区の駒沢体育館で行われ、男子エペではルーキーの唐沢颯斗(はやと)(文理1=埼玉栄高)が初優勝を果たし、関原麗允(れい)(同3=群馬・沼田高)は2位に入った。女子エペの寺山珠樹(スポーツ科3=京都・乙訓高)と同フルーレの竹沢志緒里(同2=同高)は3位だった。
唐沢は予選のグループリーグを4勝1敗の14位で通過。決勝トーナメントでは初戦を15―14で辛勝すると、その後は順調に勝ち上がり決勝に駒を進めた。決勝は予選を1位通過した関原との本学勢対決となった。
唐沢は1セット目を4―6と劣勢でスタート。序盤は関原にリードされながらも果敢に食らいつき10―10で2セット目を終えた。迎えた最終セットは、最後まで攻めの姿勢を崩さなかった唐沢が15―14で勝利を収めた。
寺山は予選を4勝1敗の9位で通過。決勝トーナメントの初戦を15―6で快勝すると2、3回戦も難なく突破した。しかし、蓮井陽菜(早大3)との準決勝で13―15と惜敗した。
竹沢は予選を3勝2敗の25位で通過。決勝トーナメントの初戦を15―5で突破し勢いに乗るも巾下(はばした)栞奈(日女体大3)との準決勝では7―15で敗れた。
唐沢の話 決勝で対戦した関原選手は高校生のころから切磋琢磨してきた先輩。練習では勝てていなかったが、公式戦で勝つことができてうれしい。
決勝で対決する唐沢(左)と関原
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