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スポーツ

北京パラ五輪  川除20㌔クラシカル金 2位と大差で快勝  冬季日本男子21歳最年少で

北京パラリンピックが3月4日から13日まで行われ、7日のノルディックスキー距離男子20㌔クラシカル立位で、川除大輝(スポーツ科4=富山・雄山高)が金メダルを獲得した。冬季パラ五輪日本男子では21歳と最年少の金メダリストとなった。
20㌔クラシカルでは1周5㌔のコースを4周しタイムを競う。川除は序盤から順調な滑り出しを見せ、1周目を終えた時点で2位と8・5秒の差をつけて首位に出た。その後もペースを落とすことなく快走し、1分30秒以上の差をつける52分52秒8でゴールした。
川除はレース後「まさかメダルを取れるとは」と驚いた表情を浮かべていた。
川除はほかにスプリント・フリー立位、12・5㌔フリー立位、オープン10㌔リレーに出場。それぞれ7位、8位、7位だった。
努力でつかんだ
 〇…川除は冬季パラ大会の日本男子金メダリストの最年少記録を塗り替え、日本のパラリンピック史にその名を刻み込んだ。
川除は先天性両上肢機能障害により両手足の一部がなく、6歳のときにクロスカントリースキーに出合った。いとこに誘われて始め、当初は「寒くて辛かった」と話す。しかし、練習を重ねるごとにうまくなり、結果がついてくるとスキーの楽しさにのめり込んだ。
川除の強さは…

続きは本紙にて

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